Rの環境では、作成されたベクトル(変数)はその環境に記憶される。以下の例では、ベクトル(変数)nに数値の3を代入し、そのあとも記憶されていることが確認できる。ls関数はその環境で記憶されているオブジェクト(ベクトル、変数など)を表示させる。
> n <- 3
> ls()
[1] "n"
> n
[1] 3
この記憶されているオブジェクトをその環境から削除するには、rm関数を使う。引数にその削除をしたいオブジェクトを与えてrm関数を実行する。
> n <- 3
> ls()
[1] "n"
> n
[1] 3
>
> n <- 3
> ls()
[1] "n"
> n
[1] 3
> rm("n")
> n
エラー: オブジェクト 'n' がありません
すべてのオブジェクトを一括で削除したい場合は、ls関数を使う。ls関数は記憶されているオブジェクトを文字型ベクトルでオブジェクト名を返す関数のため、これをlistオプションを使って引数で与える。
> n1 <- 3
> n2 <- 2
> n1
[1] 3
> n2
[1] 2
> rm(list = ls())
> n1
エラー: オブジェクト 'n1' がありません
> n2
エラー: オブジェクト 'n2' がありません
> ls()
character(0)