[Visual Basic]ImageMagickを利用する
NuGetを利用して.NET用のImageMagickのパッケージをインストールすればよい。とりあえず、以下の3つのパッケージをインストールすればよい。
Magick.NET.Core
Magick.NET.SystemDrawing
Magick.NET-Q16-AnyCPU
以下、パッケージのインストール手順。
メニュー「ツール」→「NuGetパッケージマネージャー」→「パッケージマネージャーコンソール」。中央下に「パッケージマネージャーコンソール」ウィンドウが表示される。次のコマンドを入力すると、Magick関係のパッケージが表示される。
PM> Find-Package Magick
Id Versions Description
-- -------- -----------
Magick.NET.Core {○○○} A .NET API to the ImageMagick image-processing library for Desktop and Web.
Magick.NET-Q16-AnyCPU {○○○} A .NET API to the ImageMagick image-processing library for Desktop and Web.
(以下、表示省略)
上記の3つのパッケージをインストールする。
PM> Install-Package Magick.NET.Core
'.NETFramework,Version=○○○' を対象とするプロジェクト '○○○' に関して、パッケージ 'Magick.NET.Core.○○○' の依存関係情報の収集を試行しています
依存関係情報の収集に ○ ms かかりました
(表示省略)
'Magick.NET.Core ○○○' が ○○○ に正常にインストールされました
NuGet の操作の実行に ○ sec かかりました
経過した時間: ○○○
PM> Install-Package Magick.NET.SystemDrawing
(表示省略)
PM> Install-Package Magick.NET-Q16-AnyCPU
(表示省略)
これでインストールされたはず。ソリューションエクスプローラーのプロジェクト名のところで右クリック。表示されたコンテキストメニューで「NuGetパッケージの管理」をクリック。中央上部に「NuGetパッケージマネージャ」が表示される。ここに、3つのパッケージが表示されていれば、パッケージのインストールは完了。NuGetパッケージマネージャを閉じる(タブのラベルの右端の×をクリック)。これで使えるようになったはず。
動作確認をしてみる。実際に使うときは、以下の宣言が必要。
Imports ImageMagick
例えば、Visual Basicで標準では扱えないwebpファイル(以下の例ではD:\image.webp)は、次のようにすればBitmapオブジェクトに変換することができる。
Dim bitmapobj As System.Drawing.Bitmap
Dim magimg As ImageMagick.MagickImage
magimg = New ImageMagick.MagickImage("D:\image.webp")
bitmapobj = magimg.ToBitmap()